放射線問題

2012年02月01日

流山市から1月31日、ついに除染計画の見直し案(原案)が出ました。

流山市除染実施計画(案)
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/houshanou/120201jissikeikakuan.pdf
流山市除染実施計画(案)概要
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/houshanou/120201keikakugaiyou.pdf

流山市が0.3マイクロシーベルト毎時という独自基準を改め、全ての小中学校を含む、子供たちが多く利用する施設を対象に表土除去を含む対策を行い、5cmの高さで0.23マイクロシーベルト未満となるように対応を図る、としていることは非常に前向きに対策を行おうとしており、高く評価できます。

私が作成したチェックリストで見れば、

<学校に関する除染計画案の本気度チェックリスト>

 全ての小中学校を対象
にしているか
    
・・・>◎
 
重機による全面表土除去
を対策の中心に据えているか
    
・・・>△(表土除去の記載はあるが、全学校を対象にするのか、重機によるものか、校庭の全面を対象にするか、どのくらいの深さまで削るのか、天地返しの場合はどのくらいの深さの層と入れ替えるかなど、はっきりとしない点が多い。)
 ③学校における除染の目標値を、
5cmの高さで0.1マイクロシーベルト程度
に設定しているか
    ・・・>△(5cmの高さで0.23マイクロシーベルト未満としたのは評価できるが、野田市の除染結果のように全面表土除去を行い、結果として0.1マイクロシーベルト程度になるように対策をしてほしい。)

 
④具体的な実施スケジュールを盛り込み、平成24年度の第一四半期までの実施を計画しているか
    ・・・>△(子供たちが多く利用する施設は、平成24年度中の完了としている。もっと前倒しでできないものだろうか。)

 ⑤広報誌等に掲載し
”見える形”で広く市民に情宣
を行うか
    
・・・>△(本日発行の『広報ながれやま』、、、イマイチというのが印象。除染計画の中身は具体的には書かれておらず、昨年
10月の除染計画との違いがわかりにくい。結局、ホームページからダウンロードしないと、除染計画の内容を知ることができない。また、流山市が行政と市民が一緒になって取り組むんだ、という決意を示すべきであった。子供たちの施設の除染の必要性について触れられていないため、放射能問題に詳しくない市民にとっては、あまり興味を引く内容にはなっていないと思います。)



流山市が本気で子供達の健康を守ろうとしているのか、私たちのまちを安心して暮らせる街に戻していく気持ちがあるのかは、まだ除染計画の文面だけでは判断はできません。
今後のタウンミーティングや議会での議論、そして早急に計画を実施に移す行動力を示すかを見ていかなければなりません。

また、パブリックコメントタウンミーティングの場で、私達保護者、あるいは小さいお孫さんを持つ年輩の方々がしっかりと声を上げ、批判だけでなく、賛成できる部分は賛意も含めて意見を伝えていく必要があります。


(参考)野田市の除染対策(全面表土除去)の効果
http://www.city.noda.chiba.jp/shihou/shihou/pdf/120201-3.pdf
http://www.city.noda.chiba.jp/osirase/20110311jisin-639.html
http://www.city.noda.chiba.jp/shihou/shihou/sihou120215-1.html
天地返し(校庭の全面で重機で表土を10cmすき取り、その下の層と入れ替える。実際には、3m近く深い穴を掘って、そこに表土を入れている、とのこと。)による。1つの中学校を除き除染後に5cm高さで0.1μSv/h以下になっていることから、『表土除去』による除染効果は明らかです。ただし、子供達が遊びで土を掘り返したり、風雨で覆土が流れてしまう可能性を考えると、もっと深い層と入れ替えるべきと思います。


(参考)除染が済むまでは
流山市には対策の迅速な実施を求めていきますが、各学校で対策が完了するまでの間、風が強い季節は、学校や家庭で外出時のマスクの着用を呼びかけ、砂塵や土ホコリの吸入による内部被ばくを防止しましょう。



東京大学押川正毅先生より流山市に提示されました”流山市建白書”
http://masakioshikawa.blogspot.com/2012/01/24126-3-icrp1msvicrp-3.html
「流山・東深井地区の子供達を放射線から守る会」としても、また個人としても押川先生の勇気ある行動と、その建白書の内容に賛同いたします。



toukatsuno_hirotoukatsuno_hiro at 08:09コメント(0)トラックバック(0) 

2012年01月26日

今後は、半減期が2年と短い放射性セシウム134の量が減少してくるため、見かけ上は空間線量は低下してくると思います。
しかしながら、放射性セシウム137は半減期30年、つまり、ほぼ人間の一生の期間、この小中学校の表土に放射性物質が留まることになります。

東大物性研究所の押川先生によれば、風や雨の影響により、同一の敷地内においても放射性物質は移動していき、空間線量も上下することが報告されています。
つまり、学校の校庭で空間線量を測定した際に一時的に低い値が出たとしても、また一定の期間が経つと高くなってしまう場合が十分にあるのです。
また、同一敷地内において部分的な除染を行うことは、ほとんど効果がないことを意味します。また、費用も無駄になってしまいます。

内部被曝の問題を解決するためには、校庭の全面表土除去が最も効果的であり、校庭の表層からほぼ5センチくらいを除去するだけで、十分な除染効果が得られることもわかっています。

柏の小学校 表土削り線量大幅減 毎時0.3マイクロシーベルトから0.08マイクロシーベルトへ
http://2ch-news.doorblog.jp/archives/53215830.html
柏市の実験で0.383マイクロシーベルト毎時から0.054マイクロシーベルト毎時へ (流山市建白書から)
http://masakioshikawa.blogspot.com/2012/01/24126-3-icrp1msvicrp-3.html

私達は流山市に対して、全ての小中学校を対象とした、『重機による全面表土除去』の早急な実施を訴えていきたいと考えています。
そして、学校の校庭において除染の目標値とする空間線量は5cmの高さで0.1マイクロシーベルト程度とすべきと考えます。

流山市にも、この状況を理解してくださる方はたくさんいると信じています



toukatsuno_hirotoukatsuno_hiro at 14:35コメント(0)トラックバック(0) 

私の子供達が通う東深井小学校でも、校庭のほぼ全域で国の基準である0.23マイクロシーベルト毎時を超える線量が計測されています。

http://blog.goo.ne.jp/nagareyama_higashifukaikodomo/e/ff3436c0715c9bfe33a0f75f61619081

ところが、流山市の除染計画では、3月以降に部分的な除染を行う、とあるだけで、除染対象には含まれていません。
東深井小学校の校庭では、流山市独自の基準0.3マイクロシーベルト毎時を超える箇所が多数ありますし、ほとんどの箇所で国の基準0.23マイクロシーベルト毎時は超えています。

他の市内の学校と本質的に汚染状況が違うわけではないのに、東深井小学校を除外するのは、おかしいと思いませんか?同様に、東深井中学校も除外されています。

ちなみに、流山市のH23年11月の除染計画では、校庭の全面表土除去の対象は八木中学校のみとなっています。

除染計画の大幅な見直しが必要だと考えます。

流山市による小学校の測定結果
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/houshanou/kekka/kekka.htm#shou
流山市による中学校の測定結果
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/houshanou/kekka/kekka.htm#chuu



toukatsuno_hirotoukatsuno_hiro at 14:34コメント(0)トラックバック(0) 

流山市は、2011年10月に、市内の小中学校の除染計画を策定し、独自基準である0.3マイクロシーベルト毎時(東葛地域で最も高い、つまり危険側の基準)を計測した学校について除染を進めるとしていました。

流山市放射線量低減計画(平成23年10月) 見直されるはずの予定が・・・
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/houshanou/111021keikaku.pdf

また、2011年秋に参加した流山市のタウンミーティングにおいて、2012年1月に重点調査地域に指定された場合には、国からの費用負担が出るので、この除染計画の見直しを行い、0.23マイクロシーベルト毎時に基準を改める、と流山市長や放射線対策室は説明していました。

しかしながら、2012年に入ってから流山市からは除染計画の見直しに関する説明や情報は一切流れてきません。
「広報ながれやま」でも、放射線問題に関する記事はほんの一握り。
重点調査地域に指定されたにも関わらず、もう忘れましょう、と言わんばかりです。

聞くところによると、市議会議員の中には放射線問題に関心がない、あるいは除染計画に後ろ向きな姿勢の方が数名いらっしゃる、とのこと。
確かに、議員の皆様のホームページを拝見すると、これだけ重要な問題であるにもかかわらず、自らの姿勢や見解を記していない議員の方、あるいは一度は市に対して対策の要望書を提出したにも関わらず、その結果を全くフォローしていない議員の方もいらっしゃるようです。

全市を挙げて除染に取り組む姿勢を見せている隣の柏市とは大きな差があります。

「広報ながれやま」
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/koho/top.htm

「広報かしわ」
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/020300/p010421.html
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/020300/p010421_d/fil/0115_all.pdf

柏市の除染対策に33億円
http://blog.goo.ne.jp/egaonotakasan/e/4ddcf7a2af082a058d2235bac04c0799

柏市長「市民や専門家から評価を受ければ、ピンチがチャンスに変わる。縦割り行政を排し、放射線対策をすべての施策に優先する」と幹部職員を激励
http://blog.goo.ne.jp/egaonotakasan/e/8c4e5512298ccba2219cf257d2f6ac23

また、隣の野田市や、流山市に接している埼玉県三郷市では、汚染された小中学校は重機による「全面表土除去」を既に実施済みであり、野田市は表土から5cmの高さで0.23マイクロシーベルト毎時というより厳しい(つまり、安全側に立った)基準としています。
また、我孫子市でも0.26マイクロシーベルト毎時を基準としており、基準を0.3マイクロシーベルトにしている流山市より厳しい基準にしています。
流山市は、現時点では東葛周辺では最も基準値が大きい、つまり最も危ない基準を用いており、かつ最も対策が遅れている市になっていまっています。

野田市の小・中学校、公園における除染風景(学校は全面表土除去!)
http://blog.goo.ne.jp/nagareyama_higashifukaikodomo/e/7eb0967c134e94172f5d6d17b617d151
http://blog.goo.ne.jp/nagareyama_higashifukaikodomo/e/afaa81274ce717b0c13b73d6c4e2ac2d

野田市HPから、除染対策の実施状況
http://www.city.noda.chiba.jp/shihou/shihou/pdf/120201-3.pdf
http://www.city.noda.chiba.jp/osirase/20110311jisin-639.html
http://www.city.noda.chiba.jp/shihou/shihou/sihou120215-1.html

(親戚の話によると、野田市では昨年夏に手作業で除染をしたがほとんど線量が下がらず、年末に重機による表土除去(天地返しで、3m程度掘って表土を埋めたそうです。)

松戸市、全面除染へ 子供利用の施設は夏までに実施(2012年1月26日産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120126/chb12012621310003-n1.htm
http://www.city.matsudo.chiba.jp/var/rev0/0014/6261/20121278593.pdf
(松戸市における除染対策は、0.23マイクロシーベルト毎時を目標値とのこと。具体的な方法は掲載されていないので、これが十分な対策とは判断できません。今後も注視していく必要があります。)


費用や汚染土の処理方法の問題はあるため、できることが限られていることは理解しています。
しかし、このような状態を放置し、後になって子供達の健康被害があってからでは遅いのです。
「健康被害の可能性があることを知っていた上で、必要な対策を怠っていた」、ということは、民間企業であれば、『善管注意義務』、『安全配慮義務』の違反です。数年先に子供達に健康被害が出た際には、流山市は責任を取っていただけるのでしょうか?!
まず、最低限の対策として、市内の小中学校の校庭の全面表土除去を早期に行うことが必要だと思うのです。



toukatsuno_hirotoukatsuno_hiro at 14:33コメント(0)トラックバック(0) 
はじめまして
ブログにお越しいただきありがとうございます。
私は、千葉県流山市の北部、利根運河を境に野田市に接する東深井地区に住んでいます。そして、小学生2人の男の子の父親してます。

私は昨年末よりTwitterを始めたのですが、放射線問題に関する熱い議論と様々な情報が溢れていることを知り、本当に驚きました。
そこで、Twitterをしていない方々にも、できるだけ正しい最新の情報を発信するために当ブログを始めました。
情報過多でかえって混乱しないよう、長文で読みにくいのですが一つの日記にまとめています。
随時更新しますので、よろしくお願いします。

下記の会の代表メンバーをしています。
「流山・東深井地区の子供達を放射線から守る会」
http://blog.goo.ne.jp/nagareyama_higashifukaikodomo

東京大学物性研究所 押川正毅先生より流山市に提示された”流山市建白書”
http://masakioshikawa.blogspot.com/2012/01/24126-3-icrp1msvicrp-3.html

「流山・東深井地区の子供達を放射線から守る会」としても、また私個人としても、押川先生の勇気ある行動と、その建白書の内容に賛同いたします。

仲間”とうかつさん”のブログ
とうかつさんち@千葉県流山市(独断で選んだ現在の放射線ニュース)
http://blog.goo.ne.jp/egaonotakasan

ツイッターでもつぶやいてます。
toukatsuno_hiro


toukatsuno_hirotoukatsuno_hiro at 14:31コメント(0)トラックバック(0) 
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